北海道の測量・設計、地図作成日測技研

日測技研株式会社

空と地上から、地形や構造物の形状を
3次元点群データで知る

UAVやドローンと呼ばれる『マルチコプター型小型無人航空機』の急速な普及から、3次元データや空中写真、空撮動画が広い分野で活用されるようになりました。
地上からも、『地上型3Dレーザースキャナ』や『LidarSLAM技術による手持ち型・装着型のレーザースキャナ』のめざましい発展により、地形や構造物の詳細な形状を、高速かつ高精度に、スピーディーに効率よく経済的に3次元データが取得できるようになりました。
水中(Sonic2024)、空、そして地上から、今を計測し可視化する。当社は多様化するニーズにお応えすべく、新しい技術を導入修得し、日々品質の向上に努めております。

地上から

地上型3Dレーザースキャナにより、地形や空間、構造物などの3次元形状を計測

地上型3Dレーザースキャナによる非接触の形状計測、つまり『計測対象物に触れず、離れた所から正確に計測する技術』は……

  • 少ない作業員数で、高精細3次元データが広域に且つ、スピーディーに取得できるため
    経済効率性が高まる。
  • 地すべり箇所の緊急調査など、危険で急を要する作業にも安全に対応できる。
  • 路面や法面の計測も可能で、土量計算など設計のデータとして活用できる。
  • トンネルの内空間断面計測、遺跡調査や大きな文化財の調査も、対象物を傷つけることなく、
    広域に正確な計測ができる。

このように、新しいレーザー計測の技術は、多くのメリットと可能性を含み、デジタル化が進む現代に更なる活用が期待されています。省人化・省力化により、非常に経済的で効率よく計測された3次元データは、設計、維持管理、防災計画、CGやバーチャル空間での3Dシミュレーションなど、裾野の広がる未来の基礎データとして大きな役割を担うことでしょう。

使用機器

TOPCON GLS-2000
メーカー 株式会社トプコン
機器名称 GLS-2000(M) ミドルタイプ
測定距離 詳細モード(反射強度90%):100m
高速モード(反射強度90%):210m
低出力モード(反射強度90%):210m
標準モード(反射強度90%):350m
近距離モード(反射強度9%):40m
距離制度 標準モード3.5mm/1〜150m時
測定範囲 水平方向360°鉛直方向270°

『LidarSLAM(ハンディスキャナ)』により、閉鎖空間や狭い場所も歩くだけで
3次元形状を計測

機器を片手で持ち運び歩くだけで計測できるレーザースキャナ『LidarSLAM(ライダースラム=ハンディスキャナ)』により、UAVやMMS(Mobile Mapping System)、地上レーザー測量などで生じる『死角』や『点密度不足箇所』のデータを高い精度でスピーディーに補完する事ができます。

  • UAVでは取得の難しい「橋梁の下や狭隘部」、「樹冠(樹木の枝葉が集まる場所)の下」などのデータ欠損部を補完できる。
  • UAVやMMSなどで広域に取得した3次元データと組み合わせ使用することで、より完成度・再現性の高い3Dモデルの構築が可能となります。

使用機器

STONEX X120GO
メーカー STONEX
機器名称 X120GO
計測最大距離 120m
計測最小距離 0.5m
チャンネル数 16ch
相対精度 6mm
計測速度 32万点/秒
重量 1,600g(バッテリーを除く)
計測時間 バッテリー4個使用最大2.5時間
本体サイズ 372mm×163mm×106mm
計測角度 360°×270°

歩くだけで3次元測量が可能なSLAM技術ハンディスキャナ「X120GO 3D SLAM レーザースキャナ」はNETIS登録技術です。
NETIS登録番号:KT-230271-A

UAV、ドローン、マルチコプターの各定義

UAVは、“Unmanned Aerial Vehicle = 無人航空機” の略で、人間が搭乗しない航空機を指します。無人の大型の軍用機や民間機も含まれ、機体の大型・小型は定義されません。
ドローンは、“Drone = ミツバチのブーンという低い羽音”からつけられた、遠隔操縦可能な比較的小型の無人飛行機の通称。一般に使われる単語になりましたが、回転翼の数は定義されていないので、特にマルチコプターを指す訳ではありません。
マルチコプター(マルチローターヘリコプター)は、“回転翼が3つ以上ある回転翼機”を指し、機体の大型・小型、有人・無人は定義されません。

※マルチコプターのうち、回転翼が3枚→トライコプター(トライローター)、回転翼が4枚→クワッドコプター(クワッドローター)、回転翼が6枚→ヘキサコプター(ヘキサローター)、回転翼が8枚→オクトコプター(オクトローター)と呼ばれます。

空から

UAVにより、動画・写真撮影、地形や構造物などの3次元データを取得

UAVでは、空中写真や4K対応動画を撮影できるのは勿論、高解像度写真データを撮影し、デジタルステレオ図化機(SUMMIT)によって、精度の良い大縮尺地図を作成することも可能です。 これまで培ってきた航空写真測量の技術と共に、空中写真、動画、オルソ写真、3次元地形データを提供いたします。

使用機器

DIJ Matrice 350 RTK
メーカー DJI
機体名称 Matrice 350 RTK
機体重量 6,470g(バッテリーを含む) 最大離陸重量:9,200g
機体寸法 展開時(プロペラを除く) 810mm×670mm×430mm(長さ×幅×高さ)
搭載機材 レーザー:Zenmuse L2、カメラ:Zenmuse P1
DIJ Matrice 4E
メーカー DJI
機体名称 Matrice 4E
機体重量 1,219g(バッテリー、プロペラを含む) 最大離陸重量:1,420g
機体寸法 展開時 307.0mm×387.5mm×149.5mm(長さ×幅×高さ)
DIJ MAVIC 2 Pro
メーカー DJI
機体名称 MAVIC 2 Pro
機体重量 907g(バッテリー、プロペラを含む)最大離陸重量:907g
機体寸法 展開時 322mm×242mm×84mm(プロペラを含む)
Phantom4 Pro V2.0
メーカー DJI
機体名称 Phantom4 Pro V2.0
機体重量 1,388g(バッテリー、プロペラを含む) 最大離陸重量:1,388g
機体寸法 350mm(対角寸法、プロペラを除く)

安全性について

UAV=無人航空機の運航は、飛行の禁止空域、飛行の(操縦の)方法、飛行空域の許可・承認についてなど定めた航空法のほか、警察庁や総務省の法令や、地方公共団体が定める関連条例を遵守し、第三者(UAVの飛行に直接的にも間接的にも関わらない人)及び、第三者の物件に損害を与えることなく行わなければなりません。
当社では、更に安全にUAVを運用するための『UAV安全運用基準』を定めています。これは国土交通省航空局の無人航空機の飛行に関する許可・申請により審査され、国土交通大臣の許可を得た当社独自の安全基準で、安全管理体制や運用基準、技術者訓練についてや事故や様々な記録に至るまで、安全に業務を遂行するために必要な事項を細かに定めたものです。
現地調査し、気象や地域についての最新情報をまとめ、飛行計画を立て、機体や送信機に異常が無いか整備点検を行い、常に安全の確保に努めています。
併せて、高い操縦技術と知識を持つ「無人航空機操縦者」の育成にも当社は力を入れています。操縦者としての自覚と責任を持ち、マナーとルールの遵守により、事故を誘発する動作・行動を避ける。ひとつひとつ丁寧な仕事を心がけ、性能の良い機材をより安全に運航させる、知識と熟練の技術でより安全を確実なものとしていきます。

お問い合わせ

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TEL 011-561-7651 3次元レーザースキャナ・UAV担当係まで

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