日測技研は、公共機関(国・地方自治体)からの発注を主軸とし、北海道内の河川測量、工事測量、設計積算、維持管理、写真測量、GISデータ作成、システム開発などを受注しています。
4つの事業部がフレキシブルな稼働で、どんな“測量”もこなします
チームで正しい答えを見つけ出す。
それが「測量」という仕事です!
私たちの仕事は「測量」です。何となく聞いたことがあるかも知れません。道路の脇に立って、大きなカメラのようなものを覗いている人。視線の先には目盛りのついた長い棒を持った人。そんな姿を見たことがあるかもしれません。それはきっと道路や土地の位置や高さを測っています。これももちろん測量ですが、実はもっともっと、いろんな事をしてるんです。
海の深さ、目の前に堆積している土の容積などなど、あらゆるものを測ります。航空写真をもとに道路や川の長さ、大きさを計測して地図をつくるのも測量の仕事です。
そうしたなかでも、私たちが最も多く手がけているのが「河川測量」です。国が管理する一級河川には堤防が築かれ、洪水などの災害を防いでいますが、堤防は時間の経過とともに変化・劣化します。そうした河川の調査や測量を行っています。
河川工事の測量に数多く携わり、積み重ねた技術により、川とつながる海の深さや、ダム湖の深さなどを測ることも、私たちは得意としています。自社で所有する船やボートを水面に浮かべて行う深浅(しんせん)測量と呼ばれるものです。音波を発射して、その反響によって水中の状態をチェックし、たとえばダムのなかに土砂が堆積して浅くなっていないか、といったことを調べています。
現場に赴き、専用の機材を使って計測を行うことが測量の第一歩です。当然ですが、そこは屋外。夏は暑く、冬は寒いですし、風も吹けば雨も降ります。足場の悪い場所もあります。慣れるまでは少し大変に感じるかもしれませんが、どの社員に聞いても「現場が一番、おもしろい!」と話します。実際、身体を動かして作業に没頭していると、あっという間に1日が過ぎていきます。経験を重ねるにつれ、現場の楽しさと一日の『働いた感』が増したりもします。
近年はドローン(UAV)を使ったり、レーザースキャナを使ったりと測量技術は発展しています。新しいことを常に学んでいく必要がありますが、その点ではむしろ、吸収力の高い若い世代の方が取り組みやすい環境になってきたとも言えます。